Iヨンイル（迎日）湾添いに東に伸びる海岸線58kmを結ぶトレッキングロードで、韓半島を虎に例えるならば、ここは虎の尾の部分にあたる。日の出と夕日が美しい天恵の海岸沿いに、仙女が舞い降りてきて遊んだというハソンデ（下仙台）などの奇岩絶壁や、ダルマギクの群落地があり、さざなみの音が聞こえる。最近、ヨノランセオニョ（延烏郎細烏女）テーマパークが造成され、観光客を楽しませてくれる。

つり橋のウォンヒョ（元暁）橋を渡り、左側に続く森の散策路区間で、延長7kmの吾魚池トゥルレギルは、高齢者や女性、体の不自由な人など、誰でも楽に水辺の景観を見ながら歩くことができる。

POSCOが造成した1.6kmコースの歩道で、森にはサクラ、サルスベリなどが茂り、春から秋にかけて幻想的な花の道となり、デッキロードのあちこちにセキチク、フウチソウ、ホタルブクロなど20種類以上の野花や、ヒノキなど約40種類の樹木が生い茂るヒーリングロード。

全国にわたってその姿を見つけることが難いと言われる陸地内港、東濱內港！松島、竹島、海島など5つの島の間を流れる兄山江と迎日湾の海水が会うここは、昔から浦項の人たちが誇りを持っている港だ。 1970年代には、都市化過程により、埋立した後で住宅街へと変貌したが、2013年、浦項運河を介して生命の水路として再誕生し、今後、周辺には水辺公園をはじめとする親水空間とビジネスホテル、テーマパークのような各種レジャー・スポーツ施設や観光施設など、浦項観光インフラが画期的に構築される予定だ。現在、浦項運河に沿ってクルーズを運行していて、美しい浦項の姿が鑑賞できる。

全長12.8㎞の兄山江相生ロードは、兄山江に沿って優れた自然景観とともに、世界遺産である良洞村など、様々な文化遺産も揃えており、浦項、慶州市民の疎通とヒーリング、出会いの空間として浮上すると期待されている。

旧浦項駅から孝子駅まで、歩道、自転車道路、森の広場などを造成し、浦項市民への「酸素供給工場」であり、創造都市である浦項の休息とレジャー空間を創造する。